アキレス腱断裂とは?原因や症状、その治療方法は?

    
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“アキレス腱”は、

運動前のストレッチなどで、入念に伸ばすあの筋です。

 

アキレス腱は、下腿の後面(下1/3)を走行し、踵に付着する強靭な腱です。

 

そんなアキレス腱も、

強力な伸張によって断裂することがあります。

 

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“アキレス腱”とは、

下腿三頭筋が停止部付近(踵)で腱に移行した部分のことです。

「アキレス腱断裂」は、この部分の断裂のことを言います。

 

 

アキレス腱の受傷機転は、

主にはスポーツ外傷が中心です。

踏み込みやジャンプなどの、切り返しが多い、

バスケットボールバレーボールテニスなどで好発します。

 

 

あれだけ強靭な腱なので、

断裂時には、非常に強い疼痛が生じるとともに、

足首を下(底屈)方向に動かすことが出来ないために、

上手く歩くことが出来ません。

 

 

アキレス腱の治療には、

保存療法や、手術療法などがあり、重症度によってその選択も異なります。

そこで今回は、アキレス腱断裂について、原因や症状、その治療方法などを詳しく解説します。

アキレス腱とは?

下腿の後面を走行する下腿三頭筋は、

“腓腹筋”“ヒラメ筋”によって構成されます。

 

この両者の筋肉は、停止部で共通の腱へ移行しますが、

この腱をアキレス腱と言います。

 

主な機能は、

下腿三頭筋の収縮力を踵骨に伝え、

足関節を強力に“底屈”することに働きます。

 

 

 

アキレス腱断裂の原因は?

アキレス腱のような腱は、

筋肉ほどの伸張性を有していません。

 

そのため、急激な伸張が加わった際に、

伸張に耐え切れずにブチっと切れてしまうことがあるのです。

 

具体的には、“スポーツ”による受傷が大半を占めます。

・テニス
・バスケットボール
・バレーボール

などのように、ジャンプや急激な方向転換を有するスポーツに好発します。

 

アキレス腱断裂は、

機転となる伸張の強さにもよるのですが、

アキレス腱が硬く伸張性を失っている場合には要注意です。

 

運動前のストレッチ不足や、

運動不足からの急激な運動などは一つの原因となります。

 

 

 

アキレス腱断裂の症状は?

アキレス腱断裂は、受傷時に

「ブチっ…」と音を立てて断裂することも珍しくありません。

 

当然ながら、強い疼痛と、

足関節の底屈運動が不能になります。

 

そのため、歩きの際にも足で蹴りだすような動きは行えなくなります。

(そもそも痛くて歩けない…)

 

アキレス腱断裂の診断には、

・Squeeze test
・Thompson test
・Simmonds’ test

などがあります。

 

 

 

アキレス腱断裂の治療法は?

アキレス腱断裂の治療方法は大きく分けて

・保存療法
・手術療法

に大別されます。

 

保存療法では、ギプスや装具などを用いて、

足関節を底屈位で固定し、回復を待つというものです。

(背屈運動によるアキレス腱の伸張を防止する)

 

一方で手術療法は、

断裂したアキレス腱を縫合することで安定性を得る方法です。

ある程度の免荷期間はあるものの、比較的早期より荷重が可能となります。

また、再発も少なく、筋力の回復も早いというメリットがあります。

 

いずれの場合も、

固定や免荷期間の間に、

関節の可動域制限筋力低下が生じることのないように、

【リハビリテーション】を併用します。

 

「アキレス腱断裂」に対するリハビリテーションとは?

 

 

 

まとめ

今回は、アキレス腱断裂について、原因や症状、その治療方法などを詳しく解説しました。

 

アキレス腱損傷は、

完全断裂から部分断裂まで様々なです。

 

受傷前からアキレス腱の疼痛などを感じている場合は、

微小な損傷が生じており、大きな断裂の前兆であることも少なくありません。

異変を感じたら直ちに、整形外科を受診しましょう。


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