「デブリードマン」とは?開放骨折との関係は?
「デブリードマン」
「デブリ」
など、医療の現場ではよく耳にする言葉ですね。
この言葉の意味って正しくご存知でしょうか!?
「デブリードマン」とは、
“感染や壊死組織を除去し、
創を清浄化する外科的処置”
のことを言います。
このような処置によって、
感染はもとより、他の部位への影響を防いだり、
正常組織の肉芽形成の妨げとならぬようにするのです。
医療現場においては、
「デブリ」
「デブリドマン」
「デブリードメント」
などとも呼ばれます。
当然ながらこのような処置はすべての患者に行われるわけではなく、
汚染が激しい外傷などで行われます。
代表的な外傷としては、“開放性骨折”などが挙げられます。
そこで今回は、開放骨折時に必要な処置である「デブリードマン」について解説します。
骨折の種類に関する記事はこちら
→骨折とは何か?骨折の種類とは?
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「デブリードマン」とは?
「デブリードマン」は、
“感染や壊死組織を除去し、創を清浄化する外科的処置”
です。
「デブリードマン」は、
フランス語で“切開”を意味します。
観戦や壊死した組織はそのまま放置すれば、
他の組織へ広がったり、正常な肉芽形成の妨げになったりと、
様々な影響を及します。
診療報酬上の点数としても、
「創傷処理に対する加算」である“デブリードマン加算”が存在します。
「デブリードマン」が必要な疾患とは?
一般にでブリードマンが必要とされている疾患として、
・重症の熱傷(植皮も必要)
・褥瘡
・感染した組織
・開放骨折
などが挙げられます。
比較的頻度の高い“開放骨折”においては、
軟部組織などの汚染があると、感染が生じてしまうため、
デブリードマンが必要となります。
反対に、禁忌となるものには、
・主要な神経
・血管
・腱
などがあり、
これらに対しては基本的に行われません。
「デブリードマン」の方法とは?
「デブリードマン」にもいくつかの方法がありますが、
一般的な方法としては以下が挙げられます。
【外科的デブリードマン】
滅菌されたメスや鋏、鉗子などを用いて、
医師の手によって壊死組織を除去します。
サージトロンなどによる電気焼却などの方法もあります。
【化学的デブリードマン】
酵素を用いた外用剤などを使用して、
創部の異物や壊死組織を除去します。
【保存的デブリードマン】
特殊な素材を用いて、
創部の異物や壊死組織を除去する方法です。
まとめ
今回は、開放骨折時などに必要な処置である「デブリードマン」について解説しました。
基本的には医師が行う処置であり、看護によるケアが必要だったりしますが、
リハビリテーション分野における対応は少ないと思います。
ただ、感染や褥瘡、開放骨折の受傷直後にはこのような処置が必要であることは知っておく必要があるでしょう。
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