反復性肩関節脱臼って何?治療方法は?

    
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「肩関節」は、

全身のあらゆる関節の中でも、

最も脱臼しやすい関節です。

 

一度脱臼を生じると、反復的に生じることもあり、

文字通り「癖」になるために注意が必要です。

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「反復性肩関節脱臼」は、

肩関節に生じる脱臼で、

その多くが外傷性の脱臼に続発して生じます。

 

外傷性の脱臼の場合、

ラグビーやアメフトなどの激しい接触を要求するスポーツで頻発します。

 

一度脱臼すると、

周囲の筋や関節包、靭帯などが脆弱となり、

反復するように何度も脱臼を生じるようになります。

 

適切な治療を行わなければ、

自然回復は難しく、寝返りなどでも脱臼を生じるようになり、

日常生活においても高度に障害を受けることもあります。

 

そこで今回は、反復性肩関節脱臼について詳しく解説します。

 

脱臼に関する記事はこちら
「脱臼」ってどんな種類や症状がある?好発部位は?


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肩関節が脱臼しやすい理由?

肩関節は、肩甲骨の関節窩の中に、上腕骨の骨頭が収まる形を呈しています。

関節窩は非常に浅く、周囲の靭帯や筋肉(ローテーターカフ)が求心位に保つように補強しています。

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このように、構造上の脆弱性がゆえに、

脱臼しやすく、一度脱臼すると「反復」する可能性が高いのです。

 

二度目以降の脱臼では、一度目で外れた方向に”道”のような経路ができてしまい、同じ方向へ脱臼するのです。

 

ちなみに、初回の脱臼年齢が若いほど再発率が高く、

10代に初発した場合は、8〜9割以上の人が再発すると言われています。

 

脱臼に注意が必要な疾患はこちら
人工股関節全置換術後の脱臼の原因や時期は?

 

 

 

肩関節脱臼の原因は?

肩関節脱臼の受傷機転の多くは、

「スポーツ」による外傷です。

 

ラグビーやアメフト、柔道などの激しいコンタクトを要するスポーツで生じやすく、

特に、肩関節の

【外転・外旋】方向への強制によって、

「前下方」へ引き起こす脱臼がその多くを占めています。

 

 

 

肩関節脱臼の治療方法は?

肩関節脱臼に対する治療方法は、骨折などの合併を伴っていない場合は、

「整復」という方法が用いられます。

いわば、元の位置に戻すということです。

 

徒手的に行うこともあれば、

手首につけた重りでゆっくりと牽引する方法などが用いられます。

 

しかしながら、反復する脱臼や、骨折の合併などの場合は、

関節鏡下による「手術療法」が適応となります。

 

繰り返される伸長により、伸びきった靭帯や軟部組織を修復する必要があるのです。

その後は、リハビリテーションなどによって、適切な筋力訓練を行うことで、再発の防止を図るのです。

反復性肩関節脱臼の禁忌肢位は?

 

 

 

まとめ

今回は、反復性肩関節脱臼について解説しました。

繰り返される脱臼を放置すると、徐々に周囲の組織が脆弱となり、

さらなる不安定性を招きます。

また、不安定な関節の使用を続けると、周囲組織を傷つけ、慢性的な疼痛に発展することも少なくありません。

早期治療を心がけ、復帰を焦らずリハビリテーションに励む必要があります。

 

肘関節に発症する脱臼はこちら
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