マラソンやランニングに好発する怪我とは?知っておくべき5つの疾患!

    
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“皇居ラン”

に代表されるように、昨今は空前のランニングブームです。

 

また、春や秋など気候がよい季節は絶好のランニングシーズンですね!

 

本格的にランニングを始めて記録を目指したいという人は、

特にマラソンやランニングに特有の怪我(疾患)に注意が必要です!

 

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普段から運動習慣がない人が、

大会などを目指して急激な運動を始めたりするときは、

当たり前ですが、筋肉などの身体の組織に大きな負担がかかり、

怪我を患うことがあります。

 

それは、

それらの運動に必要な筋力や柔軟性が備わっていなかったり、

適切なフォームで行われないなどのために、

繰り返される力学的なストレスが加わるためです。

 

昨今ブームとなっているランニングやマラソンなどは、

下肢の運動を繰り返し行う、典型的なスポーツです。

 

初心者ならず、

運動に自信がある人でも、

オーバーワークや、ちょっとしたコンディションの低下などで

容易に怪我を引き起こすことがあります。

 

生じてしまった怪我を治すことは容易ではないものの、

マラソンやランニングに特有の障害を知っておくことは、

予防や、いち早く原因の追究に至るために重要なことです。

 

そこで今回は、マラソンやランニングに好発する5つの疾患について解説します。


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マラソンやランニングに好発する5つの疾患

ランナー膝

「ランナー膝」は、

別名“腸脛靭帯炎”と呼ばれます。

 

名前の通り、

大腿部の外側を走行している腸脛靭帯が炎症を起こします。

 

オーバーユース腸脛靭帯の柔軟性が低下するなどの原因によって、

腸脛靭帯と大腿骨の外顆が接触し、繰り返し衝突することによって生じます。

 

保存療法が第一選択ではあるものの、

局所のストレッチや筋力強化、またそれによるフォームの改善など、

発症に至った根本原因が解決されなければ、

再発することも少なくありません。

 

「ランナー膝」の詳しい記事はこちら
マラソンやランニングに好発「ランナー膝(腸脛靭帯炎)」とは?

 

 

 

シンスプリント

「シンスプリント」とは、

“脛(すね)”の部分に生じる骨膜や筋や腱、コンパートメント症候群の総称です。

 

オーバーユースを一つの原因として、

下腿内側部の圧痛や運動時痛が出現します。

 

局所の安静とともに、

急性期にはアイシングなどの消炎鎮痛が有効です。

 

急激な運動量の増加などで生じるリスクが高いので注意が必要です。

 

「シンスプリント」の詳しい記事はこちら
スネの痛み「シンスプリント」とは?原因や治療法は?

 

 

 

鵞足炎

「鵞足炎」とは、

半腱様筋腱、薄筋腱、縫工筋腱の3つの停止腱からなる“鵞足”の炎症です。

 

“鵞足”が存在する、

下腿近位内側に疼痛が生じます。

 

オーバーユースはもちろんのこと、

外反膝回内足などの身体的な特徴も大きく影響します。

 

運動の中止による安静と、

膝屈筋群や股関節内転筋群のストレッチが有効となります。

 

「鵞足炎」の詳しい記事はこちら
マラソンランナーに好発「鵞足炎」とは?原因や治療法は?ストレッチが有効?

 

 

 

長母趾伸筋腱炎

「長母趾伸筋腱炎」とは、

足の甲の部分に存在する“長母趾伸筋腱”に生じる炎症です。

 

オーバーユースは一つの原因となりますが、

甲高アーチの崩れなどによって、

代償的に長母趾伸筋腱の過剰使用が生じることで生じます。

 

親指を上に反らすことでも激痛が生じることもあり、

休息などの対応が必要です。

 

「長母趾伸筋腱炎」の詳しい記事はこちら
足の甲の痛み「長母趾伸筋腱炎」とは?ランニングやマラソン愛好者に好発!

 

 

 

足底腱膜炎

「足底腱膜炎」は、

足のアーチを形成し、荷重時の衝撃を吸収する役割を持つ、

“足底腱膜”の炎症です。

 

荷重時に、同部位の疼痛が生じます。

 

主な原因はオーバーユースや、

足底腱膜の柔軟性の低下、走行する路面環境(硬い路面)などが発症に関与します。

 

局所の安静に加えて、

アーチ構造をサポートする足底板やテーピングなども有効です。

 

「足底腱膜炎」の詳しい記事はこちら
ランニングやジョギングに好発「足底腱膜炎」の原因とは?

 

 

 

まとめ

今回は、マラソンやランニングに好発する5つの疾患について解説しました。

いずれの疾患も、

“オーバーユース”がその原因として挙げられます。

つまり、痛みが出たら我慢せずに休むことが重要ということなんですね。

各疾患の知識を身につけ、いち早く対処できると良いですね。


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